今年度から大野市では、保育士・保育の現場の魅力を若い世代に伝えることを目的とした新たな取り組み、「保育の魅力発信事業」がスタートしました。
保育士不足が全国的に課題となっている中で、子どもと関わる保育の仕事のやりがいや楽しさを実際に体験してもらい、将来の進路選択に役立ててもらうことを目的とした事業です。
当園にも本日、市内の高校3年生のYさんが保育体験に来てくれました。Yさんは将来、保育士を目指しているとのことで、朝からとても意欲的な様子で園児たちと関わってくれました。
初めは少し緊張されている様子も見られましたが、子どもたちの方から声をかけたり手をつないだりする中で、自然と笑顔があふれ、楽しく過ごしている様子が印象的でした。ブロック遊びや絵本の読み聞かせなども積極的に取り組んでくださり、子どもたちもとても嬉しそうでした。
この事業では、夏の間に3回、同じこども園で保育体験を行います。回を重ねるごとに、子どもたちとの関係性が深まっていくことと思います。
Yさんにとって、この経験が保育という仕事の素晴らしさを実感するきっかけとなり、将来への大きな一歩になれば、私たちとしても大変うれしく思います。





