元々祖父が前園長と知り合いでいい保育園だと聞いていたことと、実習に来たときに職員の人間関係が良く、優しい人が多くて相談しやすかったこともあり、いとよ保育園で働くことを決めました。働き出して11年になりますが、その間に2人子供を出産し、現在3人目を妊娠中。育児休業休暇もしっかり取れ、安心して戻って来られる居心地の良さと働きやすさを身を持って実感しています。
入職したときから主に0・１歳児クラスを担当しており、給食の介助やオムツ替え、ミルク作り、クラス運営などに取り組んでいます。この時期の子どもたちはコップが持てた、歩けた、言葉が出たと、日に日にできることが増えていく時期。成長に寄り添える喜びを感じながら、保護者の方たちにも送り迎えの際や連絡帳を通して、お子さんたちの成長を丁寧にお伝えするようにしています。
子どもの気持ちを考えながら、年齢にあった怒り方をするよう心がけています。つい感情的になってしまいがちですが、じっくり話した方が伝わる子もいるなど、受け止め方も人によって様々。私自身、自分の気持ちを上手に表現するのが苦手なタイプなので、後輩への指導の際なども言葉選びや伝え方などを工夫しながら、“言わなければいけないこと”がうまく伝わるよう努力していきたいです。
未満児さんのお世話では「何でミルクを飲まないの？」「何で寝てくれないの？」と思い通りに行かなくてイライラすることもあったのですが、出産して子育てを経験したことで、「子どもにもリズムや気持ちがある」という当たり前のことに改めて気づかされました。上手にお世話するコツも何となくつかめてきたり、親御さんの気持ちもよく分かるようになり、人生観も変わったと思います。
お出かけするのが好きなので、子どもたちを連れて公園や子供向けの施設、イベントに行く事が多いですね。西山公園やエンゼルランドをはじめ、池田町にある幼児向けの木育施設「おもちゃハウス こどもと木」や、越前市の武生中央公園にできた「だるまちゃん広場」などは子どもも喜ぶのでよく出かけるスポットです。もうすぐ3人目も生まれるので、家族でのんびり休日を楽しみたいです。
髙松先生はとにかく頑張り屋さん。お子さんが生まれてからは自分の育児経験を活かしながらお世話していて、子どもたちも髙松先生の顔を見ると泣き止んだり、表情が和らぐのが分かります。また、親御さんたちが気になることを、同じ母親目線で気づいて伝えてくれる気配りも素晴らしいですね。私も見習いたいと思っています。
嶋田 章子 先生
